新品:
¥1,760 税込
ポイント: 123pt  (7%)
無料配送5月29日 水曜日にお届け
発送元: Amazon
販売者: ポイント還元継続中!Neggy Netstore 安心 迅速 年中無休
¥1,760 税込
ポイント: 123pt  (7%)  詳細はこちら
無料配送5月29日 水曜日にお届け
詳細を見る
または 最も早い配送 明日 5月28日にお届け(6 時間 19 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
残り1点 ご注文はお早めに 在庫状況について
¥1,760 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥1,760
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
出荷元
Amazon
出荷元
Amazon
支払い方法
お客様情報を保護しています
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
支払い方法
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
¥80 税込
◆◆◆非常にきれいな状態です。中古商品のため使用感等ある場合がございますが、品質には十分注意して発送いたします。 【毎日発送】 ◆◆◆非常にきれいな状態です。中古商品のため使用感等ある場合がございますが、品質には十分注意して発送いたします。 【毎日発送】 一部を表示
配送料 ¥240 5月31日-6月2日にお届け(11 時間 19 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
通常2~3日以内に発送します。 在庫状況について
¥1,760 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥1,760
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

ハーバード大学特別講義 リーダーシップが滅ぶ時代 単行本 – 2013/3/1

3.6 5つ星のうち3.6 15個の評価

{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,760","priceAmount":1760.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,760","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"U1Kj2k0kmcHNahQPLkjZ4GAP3fUQXTuV1zGay3htvp0lYEPuyt2X4pO0Rd0ATnFr30JclSjADDkBreoU9YwGG3naVji63uzxBJpVORXR2kHkabG3PVA2GO%2FvNAQN2VdkE0EwBAUkowU9CcHvZaylYwSqsAF%2B%2FUDNGnr2AMaFb4iI2STytYLa4Q%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥80","priceAmount":80.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"80","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"U1Kj2k0kmcHNahQPLkjZ4GAP3fUQXTuVwQB5GqU8j%2F3IyyIA11dJou7tEfACrYX7ycuFSgOYD0TsE0Ml8LkiQd0PzFQvQqtXDZseT%2F9%2FyqAGudB5W1AKykwnhZbOvrscWJU9AAiT%2Fh97lnz5BZnBk98J4%2BnaqMHmwateq0WoschnSn3ZdbsiTQ%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}

購入オプションとあわせ買い

ハーバード大学講師が語るリーダーシップ論

リーダーシップの教育は過去に例を見ないほど盛んに行われているのに、
なぜリーダーの影響力は低下したのだろう。
リーダーシップの歴史と社会情勢の変化を分析し、
一大産業と化したリーダーシップ教育の問題点を洗い出す!

本書は「リーダーシップ」が一大産業になるまでの変化の歴史と、
変化によって起きた現代社会の問題点について触れた本である。
紀元前から現在までのリーダーシップの歴史、
現在のアメリカを中心とした世界情勢の変化とその原因の分析は細かく、
分かりやすくまとめられてあり、とても参考になる。
この本一冊で政治経済の歴史と、世界情勢の変化が分かる内容となっている。
また、変化の理由を「国や会社を率いるリーダー」と、
「それに仕える国民や社員」というフォロワーとの力関係に見いだし、
歴史的背景、社会情勢や文化の変化の影響を説明し、
具体的な例を多く用いながら展開している。
文章は分かりやすく、非常に読みやすくまとまっている。
提起されている問題点も日本の政治や企業にも当てはまるものが多く、
多くの日本人にとって参考になる内容だろう。

プロローグ──二十一世紀のリーダーシップ、そしてフォロワーシップ
第一部 パワーシフト
第二部 時代の変遷
第三部 パラダイムシフト

商品の説明

出版社からのコメント

本書は主にアメリカに焦点を当てている。だが、他の地域は一切関係ないというとではない。
世界中における支配と服従のパターンに注意を向け、包括的な議論を試みようと思っている。
話題はアメリカが中心であるが、ある場所で起きることは他に影響を与え、
また他で起きたことからの影響も受けるという意味で、場所は世界中どこでも想定できるといえる。
「リーダーシップ」の定義づけをするという厄介な問題は避けたいと思う。
これには少なく見積もっても、千五百もの定義があるのだ(リーダーシップ理論の数は、約四十もある)。
次のように単純にいっておくだけにとどめておきたい。
リーダーシップの養成とは、良いリーダーを開拓することであり、
良いリーダーとは能力があり、人格も優れている人のことである。
最後に本書のタイトルについてだが、これは未来のリーダーシップについての警鐘である。
ほとんどどこでもリーダーは求められ、フォロワーは反抗的だ。
世界の状況は急速に変化している。
しっかりしないと、未来は厳しいものになるだろう。
「しっかりする」のが難しいとはいっても、不可能ではない。
これから見ていくように、リーダーシップビジネスを強化し発展させる方法はある。
視野狭窄に陥るのではなく広範な基礎を置き、排他的ではなく包括的な対応をすることによって、
完全に時代に合った展開を実現するのだ。
また、立派で賢いリーダーになることだけでなく、立派で賢いフォロワーになることも男女ともに教育し、
状況にうまく対応できる知力を開発する方法もある。
これまで見てきたように、リーダーシップの発揮は、たった十年、二十年前に比べてさえ、
これまでになく大変難しい。
時代は刻々と変化しており、リーダーシップビジネスもまた変化していかなければならない。
歴史の塵芥として忘れ去られないように。

(「プロローグ」より)

著者について

バーバラ・ケラーマン(Barbara Kellerman)
ハーバード大学ケネディスクールでの社会リーダーシップの授業で
、ジェームズ・マグレガー・バーンズ論を担当する講師。
2000年から2003年まではケネディスクール社会リーダーシップセンターの創立事務局長、
2003年から2006年までは同センターの研究部長を務める。
フォーダム大学、タフツ大学、フェアリー・ディキンソン大学、ジョージ・ワシントン大学、ウプサラ大学などで教授を務め、
フェアリー・ディキンソン大学では調査研究大学院の院長を、
メリーランド州立大学のリーダーシップアカデミーでは上級リーダーシップセンターの教授を務めた。
サラ・ローレンス大学で文学士の学位を取得し、イェール大学で政治博士の学位を取得。
国際指導者協会(ILA)の設立者であり、作家兼研究者として、リーダーシップの本を含めた多くの書籍を出版している。
テレビやラジオにも頻繁に登場し、大手の新聞や雑誌への記事、批評の投稿も行い、
近年は政府機関のリーダーシッププロジェクトのアドバイザーも務めている。
2009年にはフォーブスが選ぶ『世界のビジネス思想家50人』に選ばれている。

板谷 いさ子(いたや いさこ)
青山学院大学短期大学国文科および国文専攻科卒業。
米国カリフォルニア州のコミュニティカレッジにて英語を学ぶ。
三菱重工に勤務してビジネス関連文書や技術論文等の翻訳に従事したのち、
フリーランスの実務翻訳者を経て出版翻訳に転じる。
共訳書に『メディカルヨガ』、『ドリームワーク』(バベル出版社、2011 年、2012 年)などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ SBクリエイティブ (2013/3/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/3/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 320ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4797371773
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4797371772
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.8 x 2.8 x 19.6 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 15個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
15グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2013年5月1日に日本でレビュー済み
ガンジーやマーチン・ルーサー・キングなど圧倒的に偉大な指導者が乏しい現代に関して
著者ならではの考察、講義が展開されています。

そして、それを踏まえた上で現代を生き抜くコツなどにつながります。
分厚く読みごたえのある1冊です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
  本書は、リーダーになるためのHow to本ではない。リーダーの力が衰えて行く様子を事例により詳細に示し、現在のリーダー論では世の中が良くならないことを主張している。組織をリーダーとそれに従うフォロワーに分けたとき、リーダーが重要だと言う世の中の考えには根拠が無いと、著者は警笛を鳴らす。
 フォロワーがリーダーのあら探しをし、インターネットがそのあら探しを容易にする。そうして、リーダーの地位は危うくなっている。だからこそ、リーダーを育てるリーダーシップビジネスが求められている。しかし、リーダーシップビジネスによる教えは、実は理論的な裏付けが無い。それどころか、なぜリーダーになることが重要かについても、詳細な議論がなされていないと、著者は指摘する。
 政治不信等、日本ではリーダーに対する指導力不足を嘆く風潮が広がっている。本書を読むと、それが世界で進むリーダーの弱体化の一環であると感じる。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年7月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書ではリーダーとフォロワーを対比させて、リーダーが衰退しておりフォロワーが力をつけてきているというストーリーを展開させているが、その根拠があまりに貧弱であると感じる。なんというか、根拠の挙げ方が一方的に畳み掛けるようになっており、胡散臭いのである。

たとえば、本書で取り上げるリーダーというのが、個人のことなのか組織や国家なのかがぶれすぎている。
アラブの春などリーダー的組織に対するフォロワーの反乱を根拠にするならば、AppleやGoogleなど少なくとも現在は成功しているリーダー的組織を分析しなければ、ただの個別論-リーダーが負ける場合もあれば勝ち続ける場合もある-にしかならないだろう。

その後に展開されるリーダーシップ教育についての批判は辛辣で的確だとは思うが、前半のリーダーとフォロワーが不十分なため、いまいち説得力がない。
2013年10月3日に日本でレビュー済み
この本は、随分前の、どこかの書評で読んで気になっていたのだが、やっと読むことができた。いい本だと思うのだが、読み方にはかなり注意が必要だ。
邦訳題名の、「リーダーシップが滅ぶ時代」というのは、内容からすると適切なものではなくて、「従来のリーダーシップ教育(産業)の終わり」が正しい。
興味深いのは、Kellerman自身が、リーダーシップ教育の開拓者、先導者であったにもかかわらず、このような発言、問題提起をすることであり、Amazon.comの書評では、著者が言うように、(米国の)リーダーシップ教育がまずい、ということはないという書評が掲載されている。
Kellermanは、むしろ、先導者であるから、現状の問題点を指摘して、これから何をすべきかを、そして、今な何がまずいかを率直に述べることができるということなのだろうが、そういうことができる、米国の教育産業の底力に正直いって感服したし、Kellermanが示している方向に米国のリーダーシップ教育が舵を切るなら、世界の政治経済における米国のリーダーシップは、今後更に強くなるだろうと思う。
本書の問題提起、「これだけ、リーダーシップ教育が盛んな米国において、なぜ、政財界のリーダーが、ひどい過ちを犯したり、リーダーシップを発揮できないのか」が始まりであり、結論の鍵となる。
Kellermanの答えは、すでに予想可能と思うが、「従来のリーダーシップ教育が的外れだ」ということだ。その理由を、プラトンや孔子に遡る歴史的な経緯、世界各地域の状況、テクノロジーの進歩などを説明しながら、リーダー、フォロワー、コンテクストの三角形の力関係、支配関係が変わったからだと説明する。
この変化をもたらした主因は情報である。インターネット、ソーシャルメディア、モバイル、新聞、テレビも含めて、リーダーの赤裸々な情報が、リーダーの圧倒的優位性を消し去ったというわけである。さらに、他の人がリーダーをどう思っているかが、分かることによって、リーダーへの反抗が容易になると。
重要なのは、このようなリーダー・フォロワーの関係の変化は、例えば、商品やサービスの提供者と受取者との間でも生じていることだ。サービスサイエンスの提唱者の一人である、Jim Spohrerと話していた時、昔は、みんな黙々とサービスを受けるために並ぶのが普通だった。サービス提供者は偉かったんだよ、という話をして、だから、サービスサイエンスが必要になったんだねと納得したものだ。(こういう話は、日本のせービスサイエンスの会合ではあまり聞かない。)
世界中で貧富の差が拡大しているけれども、情報格差は確実に縮まっている、と言うか、政治経済に留まらず、リーダーの身辺は、否応なく情報公開の嵐に晒され、なんで、そんなことをする奴を尊敬する必要が有るのかという疑問が渦巻いている。統計的に見れば、リーダーは素質があるから選ばれるのでは無くて、偶然で選ばれているという事実が明らかになっているというだけなのだけれど、これを、従来のリーダーシップ教育はカバーできないし、自分たちの営業に響くからカバーしない。
それでは、Kellermanは、どういうところを問題にしているか、彼女の挙げているリーダーシップ教育の誤った前提というものを次に見てみよう。
1.組織内の序列がなくなっているように見えるが、活動の拠点にはやはりリーダーがいるという前提。
2・自分たちの狭い世界(狭い状況)に関係がある限りにおいてのみ、もっと広い世界(広範な状況)が重要になってくるという前提。
3・民間の企業である限り、1つの指標、すなわち財務業績が最優先課題であるという前提。
4・リーダーシップは、必ずしも専門的な教育を必要とはしない職業であるという前提。
5・リーダーシップは基本的にどんな人にも教えることが可能である。また、さまざまな立場の人を大勢同時に教えることができるという前提。
6・リーダーシップは、ゆっくり時間をかけて、十分な配慮をして教育するのではなく、素早く簡単に教育することが可能だという前提。
7・リーダーシップは、異なる専門の大学で、異なる職業を持つ受講者に、縦割り型(サイロ・アプローチ)で教えるべきだという前提。
8・リーダーシップは、体系化、要約、一括化できるという前提。
9・習う価値のあるものはリーダーシップに応用可能なものだけだ。なぜなら明らかに適応できないものは関係がないからという前提。
10・リーダーシップは極めて重要で、フォロワーシップは重要ではないという前提。
11・良いリーダーシップは極めて重要で、悪いリーダーシップは重要ではないという前提。
12・支配、被支配の型に変化があったにしても、長い間にはほんの少ししか変っていないという前提。
このリストを見ると、米国のリーダーシップ教育産業というものがどのように構成されているかがよく分かる。本書では、大学などが提供する教育だけでなく、GEが行っている有名なクロトンビルの幹部教育もやり玉に上がっている。ひとことで言えば、あれだけ教育投資をしているのに、GEの業績は上がっていないではないかというものだ。
彼女の挙げている、誤った前提は、誤った組織論、誤った経営論に根ざしたものだとも言えるだろう。
1.の組織の中心はリーダーではないという指摘も、2,3,7,9という狭い視野、偏った指標、サイロ化などは、現在の経営が陥っている陥穽そのものだ。あるいは、国の政治経済の指導者の過ちそのものだとも言えるだろう。4,5,6,8は、リーダーシップ教育産業が寄って立つ基盤のようなもので、この前提の過ちということが、従来のリーダーシップ教育そのものの否定につながるということだ。
10の部分は、現在のリーダーシップ論の根幹で、組織経営においてフォロワーシップの占める重要性が高まっており、それが、リーダーの機能不全を引き起こしているのに、それを無視している愚を突いている。
11.も実践の場では、フォロワーシップに関連するのだろうが、実際に重要になるのは、悪いリーダーシップに陥らないようにするには、どうするかだということ。Fail-safeの概念をリーダーシップでもとるべきだという、まっとうな指摘。ただし、この実践は難しそうだ。ビジネススクールでは、まずい経営を事例としては教えているだろうが、そうならないための基本をどれだけ教えているかだ。また、それを人材採用者がどれだけ重視するかでもある。
最後の12は、ある意味で、本書の締めくくりでもある。教育現場が変化に眼をつぶることによって、自分たちが価値あるサービスを未だに提供しているという思いあがりを突いている。
Kellermanは、具体的に、これらの誤った前提をどのように取り除き、どのようにして、次世代のリーダーシップ教育を行うべきかまでは述べていない。しかし、はっきりしているのは、これらの前提を修正したリーダーシップ教育が、これからの組織に間違いなく役立つことだ。
もうひとつ触れておくべきは、歴史認識の中で、彼女が「起業家」に着目していることだろう。リーダー・フォロワーという枠組みからはみ出した存在として評価しているのだが、新たな可能性をここに見出しているようだ。
私が関わっていることに絡めれば、この新しい視点のリーダーシップ教育は、小学生のレベルから展開が可能であり、60代、70代の高齢者にまで適用できるはずだ。リーダーと呼ばれる少数の人だけでなく、より広範囲の人々を巻き込むことが可能で、その効果は絶大だろう。
個人的には、米国のリーダーシップ教育がこれらの誤った前提の1つでも2つでも修正するだけで、大きな効果があるのではないかと思う。(この辺りが、やはり、米国の強さの可能性の源泉だろうね。)
翻って日本を顧みたときに、大いに気になるのが、そもそもリーダーシップ教育がないのではないかということ。メディアで、リーダー論やリーダーシップの必要性が声高に叫ばれている時にも、ないものねだりで、他人任せの議論だと思って心配していたのだが、過去にも、エリート養成所はあったかもしれないが、リーダー養成は、試みたことすらないのではないかと心配である。(例外は松下村塾か?)
日本に今なお残っている、親方日の丸は、無責任の体系だから、リーダーシップ不在なのだ。今までも、リーダーシップ不在で行けたのだから、これからも、というのは、Kellermanが12に指摘している通りの誤った前提のはずだから、日本でも、まじめに、新たなリーダー・フォロワーの教育をしていくべきだと思う。それは、もちろん、どこかにお任せするのではなくて、私達自身が責任をもって始めるべきことだというのが、本書を読んで得た結論だった。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月3日に日本でレビュー済み
ハーバード大を中心に、これまでリーダーシップ論を説いてきたが、コーポレートガバナンスの失墜や政治の不安定化など、各国でのリーダーの失敗が露見している。こうした現実に鑑み、リーダーシップビジネスの欠点を分析し、今後の「学」として発展させようという努力は有意義であると思える。ただ、「倫理観の定着」と、「新たなリーダー論のよすがとなるべき良いリーダーの登場」に期待しようとしている点で、空疎な結論になってしまっている。
アメリカという「自由な社会」(=学問閥等の見えざるムラ社会で生活の拠り所を探そうとする世界観)ならではの、ビジネスライク(商業主義的)な議論を展開したに過ぎないと思えてしまう。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年3月18日に日本でレビュー済み
著者によれば、現代は、これまでのリーダーシップは、機能していないという。
国の指導者たちも、企業のトップたちも、多くのリーダーが、成果を出していないばかりか、
大きな失敗を繰り返している。
インターネットが普及した現代社会においては、リーダーに従うフォローワーが、大きな力を持っている。
フォローワーを無視したリーダーシップ論は、現代社会には、当てはまらない。
有効なリーダーシップを発揮するには、フォローワーが、どのような場合に、リーダーに従うかを、意識する必要があると説いている。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年6月17日に日本でレビュー済み
リーダーの養成を本業とする著者による一種の懺悔の書か?本人は主流のリーダーシップ論に反対のようだが。リーダーとそれ以外の間に差がなくなっている現代のリーダーのあり方として、面白い視点がある。フォロワーを育てよ、というのはリーダー予備軍を作れということだろうか。。。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート